自分のブログに紹介したいサイトや記事のURLを貼る(リンクを貼る)ってこと、よくありますね。
だけど、紹介したサイトや記事が削除されてしまうと、リンクが切れた状態になり読者さんには大変失礼になりますし、検索エンジンの評価も下がってしまいます。
そんなリンク切れを知らせてくれるのが、Broken Link Checkerというプラグインです。
今回は、Broken Link Checkerの使い方について分かりやすく解説します。
設定は簡単なので安心してくださいね。
Broken Link Checkerの使い方
Broken Link Checkerを有効に使うには、次の3ステップだけで大丈夫です。
- Broken Link Checkerのインストールと有効化
- Broken Link Checkerの設定
- リンク切れが見つかったら対処する
設定する箇所も少しだけなので、本当に簡単です。
Broken Link Checkerのインストールと有効化
ダッシュボードの「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
次に「プラグインを追加」画面になるので、検索窓に「Broken Link Checker」と入力し、検索結果が表示されたら、「作成: WPMU DEV」になっているほうを選んで「今すぐインストール」ボタンをクリックします。
新しいプラグインをインストールする場合には、思わぬエラーになってしまうこともありますので、インストール前にバックアップを取っておきましょう。(⇛ワードプレスのバックアップをプラグインで取る方法【初心者向け】)
インストールが完了すると、「今すぐインストール」ボタンが「有効化」に変わるので、クリックします。
これでBroken Link Checkerのインストールと有効化は終了です。
(他の方法として、ワードプレスの日本語サイトのBroken Link Checkerのページからzipファイルをダウンロードしてインストールする方法もありますが、詳しくはコチラを参照してください。)
Broken Link Checkerの設定
Broken Link Checkerの設定はそのままで問題ありませんが、一般タブの気になる箇所だけを変更します。
ダッシュボードの「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」をクリックします。
Broken Link Checkerの下にある「設定」の文字をクリックします。
(またはダッシュボードの「設定」→「リンクチェッカー」をクリックしても同じです。)
デフォルトのままでも問題ありませんが、気になる箇所を変更します。
①「各リンクをチェック」:デフォルトでは72時間ごとになっていますが、少し長いので24時間程度にするといいですね。
②「通知メールアドレス」:ワードプレスを設定したときに登録したメールアドレスと違うところに通知が欲しいときに入力します。
③「リンクの調整」:「検索エンジンにリンクエラーをたどらせない(nofollow属性をつける)にチェックを入れます。
ここにチェックが入っていることで、検索エンジンがリンク先をたどらなくなりますので、検索エンジンの評価を落とさないためには必須の作業です。
通常はリンクエラーが発生した場合は、取り消し線のあるテキストリンクになりますが、CSSの知識がある方は、「リンクの調整」でカスタムCSSを記述してもいいでしょう。
設定を変更したら、一番下の「変更を保存」ボタンをクリックします。
他のタブは変更する必要はなく、これでBroken Link Checkerの設定は完了です。
リンク切れが見つかったら対処する
リンクエラーが発生するとメールで通知が来るんですけど、その詳細はダッシュボードの「ツール」→「リンクエラー」で確認することができます。
リンクエラーの詳細が表示され、「URL」あるいは「ソース」の箇所にカーソルを持っていくと、「URL」の下には「URLを編集|リンク解除|リンクエラーでない|無視|再確認」、「ソース」の下には「編集|Trash|表示」という文字が現れます。
(「URL」はリンク先のアドレスで、「ソース」は記事タイトルです。)
ここでリンクエラーをどう処理するのか決定します。
- URLを編集:リンク先のアドレスが変更になっている場合には変更します。
- リンク解除:リンク先を解除します。テキストは残りますので、「コチラ」などという文字でリンクを貼っている場合は文章自体の変更、あるいは削除が必要になります。
- リンクエラーでない:リンクエラーの処理が完了したらクリックします。
- 無視:何もしない。
- 再確認:リンクエラーを再チェックします。
- 編集:リンクエラーが発生した記事の編集画面に飛びます。
- Trash:リンクエラーが発生した記事をゴミ箱に入れます。
- 表示:リンクエラーが発生した記事をブラウザで表示させます。
リンクエラーの処理が完了すると、リンクエラーの表示は消えます。
まとめ
サイト内のリンク切れをそのままにしておくと、検索エンジンの評価が下がると言われています。
また、サイトを訪問してくれた方にとっては「何だ~」ということになってしまいます。
リンクを貼ったからには、その管理は検索エンジン対策のためにも、訪問者様のためにも必須です。
Broken Link Checkerを活用してリンク切れに対処しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。