Googleから提供されているウェブ解析ツールに、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスという二つのツールがあります。
サーチコンソールは、訪問者がサイトに訪れる直前の行動や検索エンジン(Google)がそのサイトをどう見ているかを解析するツールで、アナリティクスは訪問者がどんな行動を取ったかを解析してくれるツールです。
ブログを運営していてSEOを考えるなら両方とも利用するのがいいですね。
わんこ
どうせなら一緒に使えたほうがいいのだワン
そこで今回はサーチコンソールとアナリティクスを連携する方法と、そのメリットをご紹介します。
サーチコンソールとアナリティクスを連携する方法
サーチコンソールとアナリティクスの連携はアナリティクスの管理画面から行います。
1.左側メニューの「管理」をクリックします。
2.「プロパティ設定」をクリックします。
3.プロパティ設定の画面を下にスクロールして「Search Consoleを調整」ボタンをクリックします。
4.「追加」と書かれた文字をクリックします。
5.ポップアップで関連付けるプロパティ(ブログ)を選択する画面が表示されるので、希望のブログを選択します。
6.ポップアップで関連付けの最終画面が表示されるので「関連付ける」ボタンをクリックします。
7.サーチコンソールの画面が表示され、関連付けされたサービスにアナリティクスのブログが表示されて連携は完了です。
サーチコンソールとアナリティクスを連携するメリット
サーチコンソールとアナリティクスには次のような違いがあります。
◎サーチコンソール
- ユーザーがどのように検索してページに訪問したかを解析してくれ、SEO上のポイントも分析。
◎アナリティクス
- ユーザーがページに訪問してから離れるまでの行動を分析する。
つまり、サーチコンソールは訪問者がページに訪れるまで、アナリティクスはページに訪れてから離脱するまでを分析するツールと言うことができます。
そしてこの2つを連携することによって、アナリティクスの管理画面上でサーチコンソールでの分析結果も見ることができるわけです。
サーチコンソールとアナリティクス提携後に見るデータはどこに?
サーチコンソールとアナリティクスを提携したら、アナリティクスの管理画面の左側メニューの「集客」から確認することができます。
確認できるデータ
【ランディングページ】
ランディングページとは訪問者が最初に訪れたページのことです。
「集客」→「Search Console」→「ランディングページ」で確認できます。
ここでは、サーチコンソールの情報であるページごとの表示回数とクリック数と、アナリティクスの情報である直帰率を見ることができます。
【デバイス】
デバイスとは、訪問者の端末がPCかモバイルかタブレットかという区別です。
「集客」→「Search Console」→「デバイス」で確認できます。
【検索クエリ】
検索クエリとは簡単に言うと検索キーワードのことです。
「集客」→「Search Console」→「検索クエリ」で確認できます。
個別の検索キーワードのクリック数、表示回数、平均検索順位などが分かりますし、項目ごとにソートをかけることもできます。
自サイトの記事更新の参考にできます。
このほかにどこの国からアクセスされたのかも知ることができるんですけど、日本でブログ運営をしているならあまり関係ないですね。
終わりに
ネットユーザーがサイトに訪れるきっかけは検索によるものが多いでしょう。
その検索を行う検索エンジンはGoogleがダントツのシェアを持っています。
そのGoogleがサイトの品質向上のために分析データを提供してくれているわけですから、利用したほうがいいですよね。
データの種類はたくさんあるんですけど、最初のうちはアナリティクスの管理画面で見られる提携したサーチコンソールの情報だけでも十分です。
サーチコンソールとアナリティクスの提携がまだなら、簡単な作業で終わらせられるので今のうちに済ませておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。