アフィリエイトって稼げるらしいって聞くけど、アフィリエイトって何だろう?
どうやってやるの?
こういった疑問にお答えします。
よく使う用語なんかも解説しちゃいます。
アフィリエイトってニャンなのだ~?
アフィリエイトは提携という意味
アフィリエイト(affiliate)という言葉を英和辞典で調べると次のようになってます。
- 結びつける
- 加入させる
- 併合する
- 提携する
このなかで一番意味が近いのが提携するでしょうか。
では何と何が提携するのかと言うと、アフィリエイトする人(アフィリエイター)と商品を販売したい人や企業が提携するわけです。
そしてアフィリエイターが自分のメディア(ブログなど)で商品の広告を掲載し、その広告から商品が売れれば報酬を貰えるというシステムがアフィリエイトです。
商品が売れれば(成果が出れば)紹介料が貰えるということから、成果報酬型広告や成功報酬型広告も言われているんですよ。
でも同じ人が同じ広告を見て商品を購入しても、ほとんどの場合は報酬が支払われるのは一回限りです。
例外として月額課金のサブスクリプションなどで、ユーザーの支払いが発生するたびに報酬が発生するケースもありますよ。
ところで購入者が見た広告が誰が紹介したものか分かるの?などという心配は御無用。
アフィリエイターが広告原稿を取得するときに、そのアフィリエイター独自のタグが広告に組み込まれていますので、どの広告から売れたかはちゃんと分かる仕組みになっています。
ふむふむ
わんこ
そこで登場するのがASP(アプリケーションサービスプロバイダー)です。
ASPとは
テレビCMは企業が直接CMを制作したり放送局にCM映像を持ち込んだりしないですね。
それをするのは電通などの広告代理店です。
インターネットの世界で広告代理店の役割を担っているのがASPです。
つまり、アフィリエイターとアフィリエイト広告を出したい個人や企業(広告主)の間に立ち、アフィリエイト広告を提供したり、アフィリエイト報酬を支払っているのがASPです。
テレビCMは誰がそのCMを見て商品を購入したのかが分からないですし、CMの効果を確かめることはできません。
ですから有名企業や資金が豊富な企業は、CMが印象に残りやすいように有名人や人気タレントを起用したり、何度もCMを流したり海外ロケをしたりして広告制作に多額の費用をかけます。
広告制作費の額に応じて売上の多寡が決まるというようなところがあります。
有名なプライベートジムなんかは売上の半分を広告費に充てていたそうですよ。
一方、アフィリエイト広告は売上が上がらなければ報酬を支払わなくていいので広告主にとっては合理的とも言えます。
その代わりに、購入につながるような魅力的なアフィリエイト広告を用意しなければならないということになるんですけど、優秀なアフィリエイターにお願いして、成果報酬の単価を上げて売ってもらうようなこともしているんです。
アフィリエイトのやり方
ここまででアフィリエイトの大体のやり方は分かるかと思うんですけど、もう一度整理してみましょう。(分からない言葉は下記のアフィリエイト用語を参考にしてください。)
- 自分のサイトを持つ(サーバーをレンタルしてドメインを取得し、記事を書いて公開する)
- ASPにサイトを登録してアフィリエイトタグを取得する
- サイト内にアフィリエイトタグを貼り付けて更新する
以上の3ステップなんですが、情報商材などの商品はサイト登録が必要のないASPもあります。
記事を公開する方法としてはプログラム言語を記述したり、無料ブログを利用したり、ワードプレスというシステムを使ってサイトを作成する方法などがあります。
アフィリエイト用語
アフィリエイトを始めるのにこれくらい知っていれば大丈夫かな、という用語を集めました。
サーバー
サイトを作ったらそのサイトのデータを保管する場所が必要になるんですけど、それがサーバーです。
サーバーは自分で作ることもできますが、費用や故障のことを考えるとサーバーをレンタルすることが一般的です。
サーバーによってサイトの表示速度も違いますし、不可できる機能にも差がありますのでサーバー選びは慎重に行う必要があります。
多くの方がアフィリエイトサイトを作るにはワードプレスを利用していて、そこそこ名の知れたレンタルサーバーなら問題はないでしょう。
(参考⇛ワードプレス初心者におすすめのレンタルサーバーは?)
ドメイン
サーバーがサイトのデータを保管する場所だとしたら、ドメインはそのデータを識別する文字列です。
当サイトで言うと、https://ainaoblog.com/のうちのainaoblog.comがドメインになります。
長く使われているドメインや、訪問者が多いドメインは検索エンジンからの評価は高くなり、そのようなドメインが手放されると中古ドメインとして高値で取引されることもあるんですよ。
なお、ドメイン末尾の.comをトップレベルドメインと呼び、他にも.netや.co.jp、.infoなどたくさんのトップレベルドメインがあります。
ドメインを取得するにはドメイン販売会社からトップレベルドメインを含めて購入します(購入とは言え、毎年費用がかかるのでレンタルのようなものです)。
レンタルサーバーの中にはドメインを販売している会社もあり、サーバーレンタルとセットで契約するといろんな特典をつくこともありますよ。
インデックス
インデックス(index)という英語には目盛り、指針、指標、索引、見出しなどたくさんの意味があります。
本や雑誌の場合には「ここにはこんなことが書いてありますよ」という見出しの意味になるんですけど、インターネットの場合もそれに近い意味です。
検索エンジンが検索結果を表示するためには、個々のホームページの情報の内容を把握している必要があり、その情報を保有していることをインデックスしている、保有していないことをインデックスしてないと言ってます。
自分のサイトが検索エンジンに認識されるためには、インデックスされている必要があるということですね。
クローラー
クローラーとは、検索エンジンがインターネット上に存在する膨大なサイトの情報を集めるために構築されたプログラムのことで、多くの場合には既に登録されているウェブサイトに貼られているリンクを辿って巡回して情報を集めます。
また、検索エンジンに直接インデックスを要請することもできます。
検索エンジンはクローラーで収集した情報を自動的にデータベース化し、検索結果順位を決定しています。
リンク(link)
リンクとはハイパーリンク(hyperlink)の略で、ウェブサイトのページに記入された他のページのアドレスのことです。
リンクすることをリンクを貼ると言い、自サイトの他のページをリンクすることを内部リンク、他のサイトのページをリンクすることを外部リンクと言います。
他のサイトや自サイトの他のページに自サイトのリンクを貼ってもらうことを被リンクと呼び、被リンクが多いほどSEO上は有利とされているんですけど、作為的な被リンクは検索エンジンに見破られてサイトの評価を下げてしまいます。
アンカーテキスト(anchortext)
アンカーテキストとは、リンクをアドレスで表示する代わりに他の文字で表示するときのその文字のこと。
例としては商品販売のページで、「お申込みはこちら」と書かれた「こちら」の部分をクリックすると申込みページにジャンプするんですけど、この場合の「こちら」がアンカーテキストになります。
アンカーテキスト、はリンク先の内容が把握できるような文字にするとSEO上有利だと言われていますよ。
キーワード
内容を把握したり理解するうえで重要な手ががりとなる言葉という意味なんですけど、インターネットの場合には「◯◯のことを知りたい」といういときに検索エンジン(GoogleやYahoo!Japanなど)の検索窓に打ち込む言葉のことです。
関連キーワード
検索したキーワードに関連してよく検索されているキーワードのこと。
Yahoo!Japanでは上と下に表示され、虫眼鏡のマークが付いているので虫眼鏡キーワードとも呼ばれています。
下の例は検索窓に「キーワード」と入力したときに表示されたYahoo!JapanとGoogleの関連キーワードです。
Googleでは一番下に表示されます。
複合キーワード
二つ以上の単語で構成されたキーワードのこと。
上のYahoo!Japanの関連キーワードの例で言うと「キーワード 検索」というのは関連キーワードでもあり複合キーワードでもありますが、「キーワードプランナー」というのは名称なので関連キーワードですが複合キーワードではありません。
SEO(search engine optimization)
直訳すると検索エンジン最適化という意味になります。
検索エンジンは入力されたキーワードに対して「こんなサイトがありますよ」と答えを返さなければなりませんが、サイトの表示順位をどうするかという問題に対して一定の決まりごとを持っています。
アフィリエイトをするときには、自分のサイトを上位に表示させなければなりませんので、その決まりごとに沿ったサイトを作る必要があるんですね。
この検索エンジンが上位表示させる決まりごとに沿ってサイトを作ることをSEO対策と呼んでいます。
その決まりごとの要素は非常に多く、その内容も多くは公開されていませんので私には「何となくボヤーッとしたもの」という感じは否めません。
ただSEOのことを考えすぎるより、検索してきた人のために正確な分かりやすいサイトを作ることを心がけることが大切でしょう。
検索エンジンもそう言ってますからね。
なるほどニャー
タグ
タグとはGoogle Chromeなどのブラウザーで、ウェブサイトを表示させるために記述された指令文のことです。
タグには文字の大きさや色、画像のサイズなどいろんなことが記述されています。
Google Chromeなら表示されたウェブサイトの上にカーソルを置いたまま、右クリックして「ページのソースを表示」を選択すればズラッ書かれたタグを確認できます。
↓この記事のソースの一部です。
スマートフォンでも確認することはできますが、操作は少し複雑です。
アフィリエイトをするときには、ASPから自分のIDが含まれたタグを取得してサイトに貼り付けるんですけど、このタグをアフィリエイトタグとか広告タグと言います。
アフィリエイトタグはASPに登録していれば誰でも取得できる無審査のものと、サイトの審査が必要となる有審査のものがあります。
有審査のものはしっかりサイトを作り込まなければいけないのでちょっと面倒かな~と感じちゃうところですが、その分ライバルも少ないので狙い目なのかも。
ワードプレス
サイトを作成するには普通はプログラミングの知識が必要になるんですが、その知識がなくてもサイトやブログが作成できるように作られたプログラムです。
世界中の人に利用されていて、サイト作成のもっともポピュラーなプログラムと言えます。
ほとんどのレンタルサーバーではワードプレスが用意されているので、初心者の方でも簡単にブログやサイトの作成が可能です。
ちなみに、このブログもワードプレスで作成しています。
ワードプレスは多くの人が利用していますので、何か分からないことがあっても大抵はネットで解決策がみつかるのも嬉しいですね。
自己アフィリ
自己アフィリとは、アフィリエイトできる商品を自分で購入してアフィリエイト報酬を獲得する方法です。
自己アフィリができない商品もありますが、金融系(クレジットカードやローンカードなど)の商品は自己アフィリできる場合が多く報酬も高めで、これだけで数十万円稼ぐことも可能なんですよ。
ASPによってセルフBとかセルフバックとか呼び名がついているんですけど、ほとんどの場合はサイトを作成する必要もなく、ASPの自己アフィリ管理画面から購入することができちゃいます。
自分が欲しいと思っている商品が自己アフィリ可能なら、お得にゲットできちゃいますね。
コンバージョン
コンバージョン(conversion略してCV)にも色んな意味があるんですけど、インターネット広告ではアフィリエイターがアフィリエイトタグを使って表示させた広告を見て購入者が商品を購入した、つまりアフィリエイト報酬が発生したということです。
初心者の方はそんな用語もあるのか程度の理解で構わないんですが、もっと重要なのがコンバージョン率(CVR)です。
CVRとはサイトの訪問者でアフィリエイト広告を見た人のうち、何人の人が申し込みまで進んだかという率のことで、この率が低ければその広告には申込みにいたる訴求力がないということになります。
CVRはキーワードによっても違い、だいたい1~5%くらいと言われていて、その値はASPのアフィリエイトタグごとに示されていることもありますので、なるべく高い数字のタグを利用するといいですね。
終わりに
アフィリエイトはちゃんと実践すれば稼げるビジネスです。
でもすぐに稼げるというものではありません。
サイトが検索エンジンに評価されるまでにはある程度の期間が必要になりますし、それまでコツコツとサイトを更新し続けなければなりません。
地道で堅実な作業が必要になりますので、それができずにアフィリエイトから撤退する人もたくさんいます。
逆に言えば、それを続けることがアフィリエイトで成功する秘訣と言えるでしょう。
長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(気がついたアフィリエイト用語があれば、随時更新します。)