ワードプレスを長く運営していると、コメントが送られてくるようになります。
中には英語のコメントもあって、右クリック(Google chromeの場合)で「日本語に翻訳」を選んで読んでみると宣伝やリンクのお願いなど、いわゆるスパムコメントも送られてきます。
そういったスパムコメントをいちいち削除するのも手間がかかるんですけど、スパムコメントを自動的に判定して選別してくれるのがAkismetというプラグインです。
Akismetの正式名称はAkismet Unti-Spamなんだけど、Akismetのほうが一般的だね。
今回は、Akismetの使い方と、Akismetを導入するのに必要はAPIキーを取得できないときはどうするのかについて分かりやすく解説していきます。
Amismetの使い方
Akismet導入の手順
Akismetを使えるようにするには、おおむね次の3つのステップが必要になります。
全部やってもさほど時間はかかりません(5分程度でしょうか)。
- Akismetを有効化する。
- APIキーを取得する。
- 取得したAPIキーでAkismetを使えるようにする。
順番にみていきましょう。
1.Akismetを有効化する
Akismetはワードプレスを導入すれば最初からインストールされているプラグインで、このままでは使えないので、「有効化」ボタンをクリックします。(ダッシュボードのプラグイン>インストール済みプラグインを選択)
もし削除してしまっているときは、コチラからzipファイルをダウンロードして、ダッシュボードのプラグイン>新規追加から「プラグインのアップロード」を選択してアップロードしてください。
2.APIキーを取得する
APIキーとはユーザー(ここではワードプレスを書いている管理者)を呼び出して認証するための識別キーのようなものですね。
2-1.Akismetを有効化したら「Akismetアカウント設定」ボタンをクリックします。
2ー2.次の画面で「APIキーを取得」ボタンをクリックします。
2-3.次の画面で「SET YOUR AKISMTET ACCOUNT」をクリックします。
2-4.すると次にプランを選択する画面になりますので、「PERSONAL」の「Get started with Personal」のボタンをクリックします。
2-5.料金設定の画面に変わります。
この時点では有料の設定のため、クレジットカードの番号を入力する箇所があります。
Akismetは無料でも基本的な機能は十分ですから、金額表示されているバーをスライドさせて「¥0/YEAR]まで移動させると、クレジットカード番号の入力欄は消えます。
次の項目を埋めて、「CONTINUE WITH PERSONAL SUBSCRIPTION」ボタンをクリックします。
①Eメールアドレス
②First name(名前)
③Last Name(名字)
④Akismetを入れるサイトのアドレス
⑤3つの項目はすべてチェックを入れる
3.取得したAPIキーでAkismetを使えるようにする。
3-1.メールでverification codeの連絡が来るので、それを「Paste the confirmation code」の枠に入力し、「Continue」ボタンをクリックします。
3-2.すると、登録したメールアドレスに「Your Akismet API key」という件名のメールが届きますので、メールを開くとAPIキーが送られてきます。
3-3.ダッシュボードの設定>Akisumetから「Manually enter an API key」をクリックします。
3-4.出てきた画面の枠内にAPIキーを入力し、「APIキーを使って接続する」ボタンをクリックします。
下のような画面が出てきたら、Akismetが有効に使えるようになったわけで、これでAkismetのインストールからセットアップは終了です。
なお、Akismetの導入手順はよく変更されることがあり、表示される画面やAPIキーの伝達方法などが変わることがあります。
ここでご紹介した手順を違っているときでも、プラグインを有効化し、APIキーを取得してセットアップするということを理解して画面の指示通りに進めば大丈夫ですよ。
振り分けられたスパムコメントはどこに?
振り分けられたスパムコメントはダッシュボード>コメントのスパムで確認することができます。
スパムコメントを保存しておくと検索エンジンからの評価も良くないので、定期的に削除してしまったほうがいいですよ。
APIキーが取得できないときは?
上記3-1.で連絡がくるのがAPIキーだと思っている方がみえるようですが違います。
もうひと作業すると送られてくるのがAPIキーなので、間違えないようにしましょう。
また、複数のサイトを運営していると違うアカウントでログインしているかもしれません。
そのときには、新規のメールアドレスなどを入力することができませんので、APIキーの取得ができません。
一旦ログアウトしてから再度行うようにしましょう。
終わりに
利用者が多いプラグインはバージョンアップが頻繁に行われ、Akismetをサインアップして使えるようにする方法もよく変更されます。
ここでご紹介した方法もいずれは旧いものになってしまうでしょう。
ただ、APIキーを取得して接続するという方法は今後も変わらないと考えられるので、APIキーをちゃんと取得できるようにしておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。